- 2008年4月17日 21:56
- Monetary
メリルリンチ証券大丈夫なんでしょうか。
増資は必須ですよねコレ。
興味深い記事を紹介。
ヘッジファンドは「嘘の牙城?」 (from ウォールストリート日記)
自分も含めてですが、ヘッジファンド(HF)について誤解が多々あると感じます。
金融に明るく無い人だと、HF=ハゲタカみたいなイメージを持っているのではないでしょうか。現在The Children's Investment Fund(TCI)がJパワー株の買い増しについて中止勧告を受けていますが、それを受けてスティールみたいな株主提案をしたこともあって正にハゲタカ、と感じた人も多くいるかもしれません(そもそもTCIはヘッジファンドと呼べる存在ではないのですが、後述)
また、巨額の資金を動かして巨額の利益を上げる人々、とにかく稼いでナンボといったイメージもあるかと思います。。
しかし、本記事に以下の記述があります。
要するにヘッジファンドの投資家は、各々のリスク許容量と投資目標に従って、特定の戦略へのアロケーションを決めていると考えられます。よって「業界全体のリターンが、今クオーターは何年来最悪だった云々」という議論には、投資家はあまり関心がないかもしれません。 むしろ「ヘッジファンドのリターンが伝統的投資に近い」という議論が起こった場合の方が、オルタナティブ投資としての魅力に疑問が呈されることになるため、投資家の関心を引くかもしれません。
と、確かに資金を募って投資を行う以上稼いでナンボの世界ではありますが、HFはそもそもオルタナティブ投資を行うファンドを指して呼ばれるようになったわけですから、資金を出している人たちは伝統的投資は既に何かしら行っており、その上で分散の一つとして投資している人が多いのかもしれません。
自分も勘違いしていた部分があるのですが、HF=「オルタナティブ投資を活用して絶対的な収益を追及する集団」とすると、成長価値が見込める企業(つまり株)に長期投資することを投資哲学とするTCIはヘッジファンドには該当せず、単に投資ファンドと言う存在なわけですね。
先日の研修の講師曰く、HFっつったらもう大半がシステム売買でやってるってことなので、バリバリの金融工学者達のファンドとかが純粋なヘッジファンドにあたることになるのでしょうか。先日損失が出たとかニュースに出てたJames Simonsとかでしょうか。
カネを突っ込んで儲けるだけ儲けるというイメージばかりが先行してま誤解を引き起こしてしまいますね。
しかし、巨額の資金を動かすので市場へ与える影響が大きいとか色々と議論は尽きない状態です。
- Newer: メリル
- Older: do ordinary, make extraordinary.